4ヵ国語を話す子供たち 

〜多言語教育実験中?の我が家より〜

皆様からいただいたお便り

フランスにお住まいのKyoko様(ご主人はスペイン人で、以前はスペインにお住まいでした)

     4か国語教育についてのコラムもとっても楽しく読ませてもらいました。
     家の状況は、昔直輝はわかっていても話せなかったのですが、ここに来る1ヶ月ちょっと
     前に日本に行っていたのがよかったみたいで、まだまだ日本の同年代の子供に比べると
     ボキャブラリーは少ないですが、私とも日本語で会話できるようになりました。
     昔、直輝の小さかったころはフルタイムで仕事していて、彼は保育園に1日中いっていたから
     それも影響してるかしらね。今ではフランス語もフランス人と同じ発音で(憎らしいけれど)
     話まくっています。ただ彼も、りかさんのいう、人によっての使い分けはやっぱりしています。
     凄いですよねー。私は直輝によく発音を直されています。

     後、家でもりかさんのところのように、直輝がスペイン語で話してきたら”えっなーに?”
     と聞き返したり、ママ、これ日本語でいえない、という時には日本語で言って、
     繰り返させています。あと、ラッキーなことにここには日本人補修校があって、週に1回
     クラスがあるので、ここに通っています。ここ、ストラスブルグは日本企業の人は少なくて、
     ほとんどが日本人の医者、政府関係などの研究員のため、1年、2年で日本へ帰ってしまう人
     が多いため、学校の規模は小さくて、事務、会計業務等はすべて親がやっています。
     私も役員になってお手伝いしています。子供達が勉強している間はお母さん方で話しをしたり
     しているのですが、皆気さくな人たちでアメリカ人と結婚している人やら、フランス人と結婚
     している人やら、ドイツに8年も住んでた人やらで、とても国際色豊かです。

     直輝には私が少しずつひらがなを教えました。9月からは4月にすでに6歳になっていた子供達
     と一緒に、日本の小学校1年生の教科書を勉強することになっています。
     (8月生まれなので日本では来年になるのですが)小学校1年生は今現在たったの二人で直輝が
     入って三人になります。ついていけるかしら?と不安はありますが、今はあまり考えないことに
     しています。久しぶりに小学1年生の本を見たんだけど、すでに漢字もでてくるんですよねー。
 
     次男の駿人は、話すのが遅くて、日本へ行った時がちょうど話し始めるころだったので、
     今では上手に日本語を話します。彼は私には日本語でしか話し掛けてきません。保育園の先生
     いわく、時々日本語が出てきて、最初日本語でなにかいって、その後反応が無いので彼は気が
     付いてフランス語に変換するそうです。最初のうちは彼がフランス語はなしているのを
     聞いたことが無くて、まだ話せないものとばかり思ってたら、近所の人に保育園であった時に
     はなしたんだけどとか、保育園の先生に駿人がこういっていた、とか聞かされて、えーっつ、
     彼フランス人とはフランス語で話してるのとビックリしたものです。子供達は使い分けを
     ちゃんとするんですよね。これだからこそ、一人の人がいつも同じ言語を話すのが原則、
     というのですよね。でないと子供の頭の中がこんがらがってしまうものね。

     そういえば、Javierがほんとに駿人はフランス語が話せるのか試してみようといって、
     フランス語で駿人に話しかけたことがあったんだけど、NO!,NO!ッて凄くおこったのよねー。
     あの時はなんで?と思ったけれど、後でわけがわかったのよねー。小さいながら、
     ちがうでしょ、パパの話す言葉はスペイン語でしょ、とうったえてたわけよね。
 
     と家はこんな感じですが、苦労はありますよね。最初ここに来たときは、学校をインターナショナル
     スクールにしようか、住んでいる街(ストラスブール郊外で車で10分のところ)の公立にしようか
     迷ったし、ただ、インターナショナルスクールといっても英語でなくて、母国語をキープすると
     いうことで、直輝はスペイン語セクションになって、スペイン語の授業も週に4回しかなかった
     ので辞めたのです。まだ小さいのでスペイン語で歴史とか勉強するわけでもないし。
     インターナショナルスクールでスペイン語圏の友達と一緒にスペイン語話すよりも、フランス人
     の中にどっぷり使ってフランス語をマスターして欲しいと思ったから。
     ただ、最初はかなりストレスたまってたみたい。いってることがわからなくて、誰とも話が
     出来ないのに一日中学校で生活しなければならなかったんだものねー。今はそのストレスも
     無くなって、そのせいか?成長しましたね。まあ、もう8月で6歳だからねー。

     今、子供達同士での会話は日本語か、スペイン語か、フランス語です。最初に一人が日本語で
     始めると日本語の会話が成立します。おもしろいよね。

     来年の6月以降、どこに住むかはまだ未定ですが、もう直輝が小学生になってしまうので、
     もしどこか他の国に行く場合は、インターナショナルにいれるか、現地のスペイン語の学校に
     入れようかと思っています。話せるのはいいけど、とりあえず読み書き、勉強する言葉を
     ひとつに絞らないと、どれも中途半端になってしまうからね。本当に難しいですよね。
     小さいうちはなんでもいいけれどね。とにかく、お互いにがんばりましょうね。


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