4ヵ国語を話す子供たち
〜多言語教育実験中?の我が家より〜
皆様からいただいたお便り
コラムをアップ後、HPの掲示板やメールで色々なご感想をいただいています。
皆様ありがとうございます。「私ひとりで読むのはもったいないなぁ、皆さんにも読んでいただきたい」
と思いまして、こちらでご紹介したいと思います。
掲載したお便りはすべてご本人の承諾を得ております。
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神奈川県K様(10代前半5年間スペイン・バルセロナにお住まいでした)
「4カ国語を・・・」拝見しました。
私の場合、娘は純粋に日本人として育っていますが、周囲に何か国語も聞きながら育っていた
人たちを見てきたのでとても興味深く読ませていただきました。
私は11才でスペインに行きましたから、基本的な日本語能力はすでに習得していましたから、
日本語文法がどうのこうのと言ったことはありませんでした。
ただ妹との会話は全部スペイン語でしたが・・・
企業の駐在の方のお宅でベビーシッターやお留守番をすることがあったのですが
(夜のお食事にご夫婦で招待されたときなど)いろいろなお子さんを見てきました。
スペイン生まれのスペイン育ちの3才の男の子はおもしろかったです。7才と5才の
お兄ちゃん達は日本生まれですが、全会話がスペイン語でした。私ともすべてスペイン語で
会話していました。3才の子だけがチャンポン状態で・・・
「ぼくねぇ、マリポーサ(蝶)なんだ。(幼稚園での劇の役)」
「アナがコレヒオ(学校)でア・ジョラード(泣いちゃった)。
ポルケ(だって)、ホセがア・ペガード(ぶったんだよ)」
と、RIKAさんの下のお子さんのようにスペイン語に文章の中に日本語を交ぜていました。
そう言う言葉を聞いたことがなかったのでその時は驚きましたが、
後からそういうお子さんをたくさん見て、バイリンガルって言うのはこうやって
育っていくんだなぁと思った記憶があります。
バルセロナでは家の中ではカタラン語で外ではスペイン語という家庭が多かったです。
当時はフランコ政権下でしたのでおおっぴらにカタラン語で話したりは少なかったです。
それ以降は街の表示や通りの名前、それに授業もどんどんカタラン語が取り入れられ、
バイリンガルの形も変わってきたみたいですが。
美穂は3才の時から英語は習っていますが、「外国の人=英語の人」と思っているようです。
グアムへ行ったときに現地の人が日本語で「なんさいですか〜〜」と聞いてくれたのに、
美穂は英語の国だと思っているので「スリーイヤーズ」と答えてみんなに大受けでした。
まぁ、語学なんてそれで良いと思っている私なので。。。。。
お風呂では1〜10を日本語、英語、スペイン語で小さい時から数えています。
今は20までできるようになりました。ちょっと最近は九九に取って代わられていますが(笑)
スペイン語も教えたいのですが、なかなか難しいですね。
まだ単語だけちょろっと・・・・って感じです。
静岡県N様(お子様に英語を教えていらっしゃいます)
こんにちは。我が家も国際結婚で、主人は韓国人なんですが、
(日本語学校の教師と生徒でした!よくあるパターンですね。)
私は自分の国に住んでいるし、主人も完璧に日本語を話せるようになってしまい、まったく
韓国語を使おうとしません。それでもこのままでは、いけないと思ったのが上の子が3歳の時。
少しずつ英語を教え始めたのですが、(私は1年間、アメリカに留学してました)覚えるのが
早いの何の。一度も英語圏へは行ってませんが、英語には全く抵抗をしめさず、聞く方は
かなり理解できるようになってきました。
もうじき5歳になりますが、読み書きの方は英語圏の子供用の絵本を読んだり、
日本の中学校2年の文法が、わかって書けるぐらいです。
英語を話しているのが私ひとりの状態なので、厳しいですね。その私も疲れていると
どうしても日本語になっちゃいます。徹底しなければ意味がないとわかっているんですけどね。
下の子(3歳)のほうは、やはり上の子に実験していたのを1歳のころから聞いていたので、
より英語に対して自然に接していますね。
単語だけでなく文(もちろん単純な文ですが)で答えてます。
今3歳ですが、これから私ががんばっていくかどうかでかなり彼の英語能力がかわってくる
だろうな、と予想できます。母親の力って大きいですよね。
主人は仕事で韓国に出ていることが多いのですが、日本にいる時だけでも韓国語で
何かしゃべればいいのに・・・って私はいつも言うんですが、なぜかしゃべってくれません。
英語、日本語、韓国語を身につけるチャンスなのにね。
でも、やっぱり日本の中にずっといながらにして、英語を身に付けるのはかなり難しいです。
幼稚園の間に一度は英語圏へ連れて行かなければ、と思っています。
どっぷりその言語につかって、さらに実際に使う環境を与えなければならない、
まさにその通りです。
でもRIkAさんの場合は、ご主人が母国語のスペイン語を、RIKAさんが母国語の日本語を
正しい言葉で教えられるし、まわりにはバスク語という環境があるし、うらやましいです。
外国で生活しているから、いろいろと大変なことも多いでしょうけど、
一生懸命頑張っているのがよく伝わってきます。えらいですね。
私の場合は母国語の日本語と外国語である英語をひとりで2ヶ国語使わなければならない状況
にあるので、確かによくないと思うのですが、ほかに英語を絶えず話してくれる人がいない
ので、しかたありません。子供の方はそれでも戸惑うこともなく、私が英語で聞けば英語で、
日本語で言えば日本語で答えようとしてくれてます。私にとっても毎日が英語の勉強のような気分
ですね。実際には何もしていませんが。(苦笑)言葉を獲得するのは時間がかかるし、
焦らずに長い目で見てがんばっていこうと思っています。RIKAさんも日本から遠く離れた国で
大変な時もあると思うけど、がんばってくださいね。
またこの言語関係のお話の続き、聞きたいです。
静岡県N様(お知り合いの方の場合)
私の友達にも父親がアメリカ人、母親が日本人の子供がいるのですが父親が英語で話しかけても、
母親までもが英語で話しかけていても、理解はできても子供はやはり日本語で答えている
ようです。それで、両親とも半ばあきらめたりする時もあるのですが、それでも長期的に見てなんとか
バイリンガルに育てようと、一生懸命頑張っています。
彼女が言うには、「母親の私がアメリカ人ならよかった!」とのことです。1年に1ヶ月はアメリカに
連れて行っているのですがその時には英語を使っても、やっぱり日本に帰ってくるとどうしても
日本語になってしまうとのこと。難しいらしいです。
母親の言葉はどこにいても覚えるから、やっぱり父親の国に住んでいたほうが、言葉の習得の面では、
メリットがあるかもしれませんね。日本にいながらにして本当に使えるレベルの外国語を習得するのは
難しいです。でも、自分に比べれば、子供は10年早く英語にふれているので、長い目でみて頑張って
いこうと思います。